珈琲と工芸、窓の景色

国立近代美術館工芸館の移転予定地からもほど近い、兼六園・上坂口お向かい(兼六坂中ほど)にある“工芸・植物・喫茶”の3つのリラックスが集まるスペース『garten(ガルテン)』
 
 
 

植物との楽しい関係を提案するボタニカルショップ。

gloveは手袋、特にガーデニング用グローブをイメージしています。それは人と植物の接点にあって、人が植物を育てたり管理する姿の象徴です。またgはgreen(植物)やground(大地、自然)を意味します。[g]は植物や自然が囲まれてgarden(庭園や植物園、温室、花壇)となっていることを表し、より人との関わりや愛好している事を強調します。
 
 

北陸(石川、福井、富山)の魅力を発見・発信するセレクトショップ。

iftは石川、福井、富山の頭文字を、gはgift、贈り物やお土産だけではなく恩恵も意味し、地域の風土や歴史、伝統、技術、才能によって育てられた物の背景をも含む意味を込めています。[g]はそういった想いや贈り物を箱(ギフトボックス)に入れて、より丁寧に扱っていこうという姿勢を表しています。

 

文化を育てる、人を育てる。

「芸(ウン)」はくさぎる(草を刈る)という意味で、「藝(ゲイ)」はうえる(植える)という意味です。刈る事と、植える事は逆の意味でありながら植物を育てるという意味では矛盾しません。また芸草が防虫効果があるという事で芸の字は書物との関連が大変強い事から「知識」をイメージし、藝は藝術や技藝とも言うように植物を育てる技から転じ「技術」という意味もあります。芸藝は知識と技術という意味も表します。芸藝が育てるのは植物だけではなく、人や事業、文化をも指します。